使い方手順

オイルストレートの基本的なプロセスです。

お客様に喜んでいただける仕上がりを実現させるためには、お客様の髪の状態をしっかりと確認することが大事。毛髪チェックとカウンセリング、1液のブレンド、還元チェック&軟化チェックは、特に念入りにおこなってください。

毛質チェックとカウンセリング

お客様のこれまでのパーマやカラー、縮毛矯正などの髪の施術履歴を確認。

ダメージレベルや乾燥度合い、癖の強さなどをチェックします。

仕上がりイメージをお客様と共有しておきましょう。

STEP
1

1液のブレンド

髪へのカラー方法、太さ・硬さ・うねりの強さなどによって、OS380・OS90・α50・オイルクリームをブレンドし、お客様に合った1液を作ります。
オイルストレート1液は、必ずお客様の髪の状態を確認してから、施術の直前に混ぜ合わせてください。

STEP
2

1液の塗布と放置

髪のダメージが強い場合は、塗布前にCMCで前処理を行っておくと、よりキレイに仕上がります。
根元を1~2cmあけて1液を塗布。スライス幅は約2cmくらい。カラーリングの要領で、スピーディーに塗るのがコツです。15分以内に全体への塗布を終了し、ラップを巻いて放置します。

STEP
3

還元チェック&軟化チェック

1液の浸透具合をチェックします。仕上がりが決まる重要ポイントです。

・還元チェック:指先で、感触がなめらかになっているか、ざらつきが取れているかを確認

・軟化チェック:指先に巻き付け、緩やかに元に戻るかを確認(すぐに戻ってしまう場合は、還元が足りない場合があるので放置時間を調整)
※お客様の髪のコンディションによって、放置時間が異なるので注意してください。

STEP
4

中間洗水→アフターコート→ドライヤー

ネープから始め、髪全体をしっかりと流しましょう。全体的に流し終えたら、軽くシャンプーします。
シャンプー後に軽く水けをきり、オイルトリートメントを毛先中心に塗布。
コーミングして全体に行き渡らせます。シャンプーボールにお湯をため、毛先をすすいでチェンジリンス。お湯を根元付近に塗布し、そのまま洗い流さずにタオルドライします。
アフターコートを髪全体にしっかりとスプレーし、ドライヤーで表面を完全に乾かしましょう。

STEP
5

アイロン施術

全体にアイロンをかけます。

・温度は180度が基本です。(ダメージヘアの場合は温度を調整してください)

・スライス幅は1~2cm。根元から毛先にかけて伸ばします。テンションをしっかりと張り、プレスの力は優しめに、毛先までしっかり熱を入れるのがポイントです

・発生する蒸気は、髪の内部に浸透したアフターコートの水分が蒸発しているものです

STEP
6

2液塗布・放置

2剤は根元付近からしっかりと塗布します。

髪が乾いた状態で塗布するため、塗りもれがないように注意しましょう。

約5分程度放置します。

STEP
7

シャンプー・トリートメント・仕上げ

2剤を洗い流した後に、通常のシャンプー&トリートメントを行い、よくすすぎます。

タオルドライの後にアウトバストリートメントなどを塗布し、ドライヤーで乾かします。

オイルストレートの仕上がりを見ていただくために、ブローやアイロンによるスタイリングをせずにドライヤーのみで乾かすのがおすすめです。

お客様に、オイルストレート後の手ざわりの良さを味わっていただきましょう。

STEP
8

薬剤セレクト表

薬剤ブレンド表